Artist: Tyler, The Creator (feat. Frank Ocean & Lætitia Sadier)
Album: Wolf
Song Title: PartyIsntOver/Campfire/Bimmer
概要
本作は、タイラー・ザ・クリエイターの3rdアルバム『Wolf』(2013年)に収録された、3つの異なる楽曲が連続するメドレー形式のトラックである。
第1部の「PartyIsntOver」ではパーティーの終わりに意中の相手をダンスに誘う不器用な恋心を描き、第2部の「Campfire」ではステレオラブのレティシア・サディエールを迎え、架空の舞台「Camp Flog Gnaw」でのノスタルジックなキャンプファイヤーの情景を歌う。そしてハイライトとなる第3部「Bimmer」ではフランク・オーシャンが参加し、意中の女性(Salem)の魅力を愛車(BMW=Bimmer)に例えた官能的でメロウなラブソングが展開される。曲のアウトロでは、アルバムのストーリーラインにおいてSalemを奪われたSamの激怒が描かれ、次曲への重要な伏線となっている。
和訳
[Part 1: PartyIsntOver]
[Verse: Tyler The Creator]
Uhm, I said, the party isn't over
ええと、言っただろ、パーティーはまだ終わってない。
We could still dance, but I don't have no rhythm
俺たちはまだ踊れるぜ、俺にはリズム感なんてないけどさ。
So fuck it, take a chance with me
だから気にすんな、俺に賭けてみてくれよ。
The party isn't over, we could still dance, girl
パーティーはまだ終わってない、俺たちはまだ踊れるぜ、ガール。
But I don't have no rhythm
でも俺にはリズム感がない。
So fuck it, take a chance with a nigga
だから気にすんな、こんな俺(ニガ)に賭けてみてくれ。
Like me, like me
俺みたいな奴に、俺みたいな奴にな。
Uhm, I said, the party isn't over
ええと、言っただろ、パーティーはまだ終わってない。
We could still dance, but I don't have no rhythm
俺たちはまだ踊れるぜ、俺にはリズム感なんてないけどさ。
So fuck it, take a chance with me
だから気にすんな、俺に賭けてみてくれよ。
The party isn't over, we could still dance, girl
パーティーはまだ終わってない、俺たちはまだ踊れるぜ、ガール。
But I don't have no rhythm
でも俺にはリズム感がない。
So fuck it, take a chance with a nigga
だから気にすんな、こんな俺に賭けてみてくれ。
Like me, like me
俺みたいな奴に、俺みたいな奴にな。
[Part 2: Campfire]
[Verse 1: Tyler The Creator]
Yeah, um
イェー、ええと。
All I needed was a stick, grab the marshmallows
俺が必要だったのは木の枝だけだ、マシュマロを取ってくれ。
Motherfuckers getting lynched and burned
クソ野郎どもがリンチされて燃やされてるぜ。
※キャンプファイヤーの火でマシュマロを焼く様子を、ブラックジョーク(リンチ)に例えている。
I earned it, my Flog Gnaw badge is looking good
俺はこいつを勝ち取ったんだ、俺の「Flog Gnaw」のバッジはいい感じだろ。
※Camp Flog Gnawのボーイスカウト的なバッジ。
On this brand new jacket
この新品のジャケットの上でな。
The donuts on the flag waving over the cabin
キャビンの上で、ドーナツの描かれた旗が風に揺れてる。
※ドーナツ=Odd Futureの象徴的なロゴ。
Now grab them graham crackers and pass them over here
さあ、そのグラハムクラッカーを取って、こっちに回してくれ。
Hurry, quickly, I need a piece of Hersheys
急げ、早く、ハーシーのチョコレートが必要なんだ。
Darker than the corners of the bushes we be lurking
俺たちが潜んでる茂みの奥よりもダーク(ダークチョコ)なやつをな。
I centered the mellow over the graham
クラッカーの真ん中にマシュマロを乗せた。
Heated it too long now, it's melting over my hand
長く焼きすぎちまった、俺の手の上に溶け出してる。
Fuck it, I'll bite it, I burnt it, but I liked it
クソッ、食ってやるよ。焦がしちまったけど、俺は気に入ってるぜ。
Camping with my niggas, it's so fucking exciting
ダチと一緒にキャンプするのって、マジでクソ最高だな。
[Interlude: Kids]
We're making s'mores by the campfire
私たち、キャンプファイヤーでスモアを作ってるの。
Camp Flog Gnaw, Golf Wang summer
キャンプ・フロッグ・ノウ、ゴルフ・ワンの夏。
[Verse 2: Lætitia Sadier]
Sat by the fire
火のそばに座って、
To witness gentle, but radical
穏やかで、しかし急進的な、
Transformation ceased to be mindless
その変化を見届ける。それはもはや無意識のものではない。
Create our own sweetness
私たち自身の甘さ(スモア)を作り出し、
At last growing the heart
ついに心が育っていくのを感じる。
※Lætitia Sadierによる、スモア作りを通した哲学的な比喩。
[Interlude: Tyler, the Creator]
Yo bring the bass back in
ヨー、ベースを戻してくれ。
Yeah, haha
イェー、ハハッ。
Who ate all the fuckin' chocolate?
誰だ、クソチョコレートを全部食いやがったのは?
Oh, that's Domo fat ass, haha
あぁ、ドモのデブの仕業か、ハハッ。
Yeah
イェー。
I ain't trying to go home, really
マジで家に帰りたくない気分だ。
[Part 3: Bimmer]
[Hook: Tyler The Creator]
You remind me of my Bimmer
君は俺のビーマー(BMW)を思い出させる。
A lot of trunk space, the perfect two seater
トランクのスペースが広くて(ケツがデカくて)、完璧な2シーターだ。
And you got a lot of drive, I’m trying to keep up
君はドライブ(やる気/性欲)がすごいから、俺はついていこうと必死だよ。
But it's not a lot of miles on ya meter
でも、君のメーター(経験人数)はそんなに進んでないんだな。
You remind me of my Bimmer
君は俺のビーマーを思い出させる。
See your ignition, baby girl, I'm tryna key up
君のイグニッションが見えるぜ、ベイビーガール、俺はキーを差し込もう(盛り上げよう)としてる。
And your headlights are off, I'm tryna see 'em
君のヘッドライト(おっぱい)は消えてる(隠れてる)から、俺はそれを見ようとしてるんだ。
But it's not a lot of miles on ya meter
でも、君のメーターはそんなに進んでないんだよな。
So let me start it up and smash
だから俺にエンジンをかけさせて、スマッシュ(ヤらせて)してくれよ。
[Verse 1: Tyler The Creator & (Frank Ocean)]
Pop some Tame Impala, your man got a lame Impala
テーム・インパラを流そうぜ、君の彼氏(Sam)はダサいインパラに乗ってるけどな。
※Tame Impala=サイケデリック・ロックバンド。Chevrolet Impala(車)と掛けて、恋敵であるSamをディスっている。
(It'll get dark outside soon)
(もうすぐ外は暗くなる)
And I'm sharing Slurpees and you ain't even begin to swallow
俺はスラーピー(フローズンドリンク)をシェアしてるのに、君はまだ飲み込もうともしない。
You’re fucking nuts, green top we coupled up
君はクソ最高だぜ、緑のトップ(屋根/服)で、俺たちはカップルみたいだ。
Run my fingers through 'em as you wax and buff my muffler
君が俺のマフラー(ディック)にワックスを塗って磨いてくれる間、俺は指を滑らせる。
'Cause I fingered you, you think the fucking ring is coming up?
俺が君をフィンガー(指まん)したからって、指輪(結婚)がもらえるとでも思ってるのか?
(Where the street lights trail, ooooooooh)
(街灯が軌跡を描く場所で、オォォォ)
Maybe, I don’t know, I think you’re chill
たぶんね。分からないけど、君は最高(チル)だと思うぜ。
(Ride for)
(走ろうぜ)
Riding on my pegs, and my back against your legs
俺の自転車のペグに君が乗って、俺の背中が君の脚に触れる。
And a seatbelt is needed if I get between 'em, yeah
もし俺がその脚の間に入り込むなら、シートベルトが必要になるぜ、イェー。
[Hook: Tyler The Creator]
You remind me of my Bimmer
君は俺のビーマー(BMW)を思い出させる。
A lot of trunk space, the perfect two seater
トランクのスペースが広くて、完璧な2シーターだ。
And you got a lot of drive, I’m trying to keep up
君はドライブがすごいから、俺はついていこうと必死だよ。
But it's not a lot of miles on ya meter
でも、君のメーターはそんなに進んでないんだな。
You remind me of my Bimmer
君は俺のビーマーを思い出させる。
See your ignition, baby girl, I'm tryna key up
君のイグニッションが見えるぜ、ベイビーガール、俺はキーを差し込もうとしてる。
And your headlights are off, I'm tryna see 'em
君のヘッドライトは隠れてるから、俺はそれを見ようとしてるんだ。
But it's not a lot of miles on ya meter
でも、君のメーターはそんなに進んでないんだよな。
So let me start it up and smash
だから俺にエンジンをかけさせて、スマッシュしてくれよ。
[Verse 2: Frank Ocean]
Mmmm, it’ll get dark outside soon (My baby, ride for me)
んー、もうすぐ外は暗くなる(俺のベイビー、俺のために乗ってくれ)
Where the street lights trail (My baby, ride for me)
街灯が光の軌跡を描く場所で(俺のベイビー、俺のために乗ってくれ)
You ain’t gotta lie to kick it, darling
楽しむために嘘をつく必要なんてないんだぜ、ダーリン。
It’s cool, we’re moving slow
大丈夫さ、俺たちはゆっくり進んでる。
[Bridge: Tyler The Creator]
You remind me of my Bimmer
君は俺のビーマーを思い出させる。
A lot of trunk space, the perfect two seater
トランクのスペースが広くて、完璧な2シーターだ。
You got a lot of drive I’m tryna keep up
君はドライブがすごいから、俺はついていこうと必死だよ。
But it's not a lot of miles on ya meter
でも、君のメーターはそんなに進んでないんだな。
You remind me of my Bimmer, smash
君は俺のビーマーを思い出させる。ヤらせてくれ。
You remind me of my Bimmer
君は俺のビーマーを思い出させる。
[Outro: Tyler, The Creator & (Lionel)]
(Where you been, man?)
(どこ行ってたんだよ?)
※ここからアルバムのストーリーパート。Sam(Tyler)と手下のLionelの会話。
Oh, I had a drop off to make real quick. Hey, have you seen Salem?
ああ、ちょっとヤクをさばき(配達し)に行ってたんだ。なあ、セーラムを見なかったか?
※Samのセリフ。
(Oh, she with that new dude, Wolf, or, Darnell, whatever his name is)
(あぁ、彼女ならあの新入りの…ウルフとか、ダーネルとか、そんな名前の奴と一緒にいたぜ)
Fuck that nigga, man. Hey you know where they went?
あのクソ野郎め。なあ、あいつらどこに行ったか知ってるか?
(I seen 'em going down by the lake)
(湖の方に下りて行くのを見たぜ)
※前のトラックの「Bimmer」の甘い時間が、実はSamの彼女であるSalemとの浮気(湖畔でのデート)であったことが判明する。
What the fuck?!
何だって!?
(You good, man? You need some sherm? I got some
(大丈夫か? シャーム(PCP)でもいるか? 少し持ってるぜ。
I got a can of these baked beans too)
それに、このベイクドビーンズの缶詰もあるぞ)
※怒り狂うSamと、マイペースなLionelの掛け合いで次曲への対立(ビーフ)が決定づけられる。
