Artist: Denzel Curry (feat. Juicy J, Key Nyata & A$AP Ferg)
Album: Strictly 4 The Scythe
Song Title: PHONY
概要
本作「PHONY」は、マイアミのDenzel Curryが、メンフィスの生ける伝説Juicy J、かつてのRaider Klanでの盟友Key Nyata、そしてハーレムを代表するA$AP Fergという超豪華な布陣を迎えたマイクリレー曲である。楽曲のテーマは「うわべだけの偽物(Phony)」や、成功に便乗しようとする業界のハイエナたちへの痛烈な批判だ。自らのクルーや思想を象徴する「The Scythe(死神の大鎌)」の掟の下、彼らは「選ばれた本物のメンバー」だけで強固な絆を築いていることを誇示する。Juicy Jの「Hypnotize Minds」へのオマージュや、各地域のストリート事情を反映したワードプレイが散りばめられており、各々のキャリアの成熟とシーンにおける揺るぎないステータスを証明する重厚なポッセ・カットとなっている。
和訳
[Intro: Denzel Curry]
Uh-huh, hey
アーハン、ヘイ。
Yeah, yeah, yeah, yeah
イェー、イェー、イェー、イェー。
Strippin' for The Scythe and all these hoes likin' me (The Scythe)
「大鎌」のためにストリップする、ビッチどもは俺に夢中さ。
Strippin' for The Scythe and all these hoes likin' me
「大鎌」のためにストリップする、ビッチどもは俺に夢中さ。
[Chorus: Denzel Curry & Juicy J]
Ayy, we hate that phony shit (Uh-huh), that think you know me shit (Don't know me)
エイ、俺たちはフェイクなクソが大嫌いなんだよ。「俺のこと知ってるだろ」みたいな馴れ馴れしい態度とかな。
※phony=「偽物」「うわべだけ」「インチキ」を意味するスラング。
Always doin' favors, then they say you owe me shit (Oh)
いつも頼み事ばっかりしてくるくせに、後になって「お前は俺に借りがある」とか抜かしてきやがる。
I had to cut the shit (Cut it), they on some other shit (They buggin')
そんなクソな関係は断ち切るしかなかった。あいつらは見当違いなことばかりしてるからな。
This strictly for the scythe, we on some members only shit (Bitch, bitch, bitch, shut the fuck up)
これは「大鎌」のための厳格な掟だ。俺たちは選ばれたメンバーだけでやってるんだよ。(ビッチども、黙ってろ)
※The Scythe=死神の大鎌。Denzel Curryの現在のプロジェクトや彼自身のクルーを象徴する言葉。members only=「会員限定(仲間内のみ)」という排他性を示す。
Ayy, we hate that phony shit (Uh-huh), that think you know me shit (Don't know mе)
エイ、俺たちはフェイクなクソが大嫌いなんだよ。「俺のこと知ってるだろ」みたいな馴れ馴れしい態度とかな。
Always doin' favors, then they say you owe mе shit (Oh, I-I-I)
いつも頼み事ばっかりしてくるくせに、後になって「お前は俺に借りがある」とか抜かしてきやがる。
I had to cut the shit (Cut it), they on some other shit (They buggin')
そんなクソな関係は断ち切るしかなかった。あいつらは見当違いなことばかりしてるからな。
This strictly hypnotized, we on some members only shit (Yeah)
これは完全なる「ヒプノタイズ」の掟だ。俺たちは選ばれたメンバーだけでやってるんだよ。
※hypnotized=Juicy Jが率いたメンフィスの伝説的レーベル/プロデューサー・チーム「Hypnotize Minds」へのリスペクトを込めたシャウトアウト。
[Verse 1: Juicy J]
It don't make sense when a nigga fake rich, but he ask for something, I'm baffled
金持ちぶってる奴が何かをせびってくるなんて意味がわからねえ、呆れるぜ。
They borrow shit, turn around, won't give you a quarter back, Matt Hassel'
あいつらはモノを借りパクして、背を向けたら25セントすら返してこない。マット・ハッセルベックみたいにな。
※quarter back=「25セント(quarter)を返す(back)」と、アメフトのポジション「クォーターバック(Quarterback)」を掛けた秀逸なワードプレイ。Matt Hassel'は元NFLのスターQB、マット・ハッセルベック(Matt Hasselbeck)のこと。
But the funniest thing to me be when these niggas say I got ya
でも一番笑えるのは、こういう奴らが「俺に任せろ」とか言ってくる時だな。
And all that beef that was in the streets on computers now, they at ya (I hate it)
昔はストリートでやってたビーフも、今じゃパソコンの上だ。ネットで突っかかってきやがる。
Yeah, I got all this dough, I'ma wake up in the morning and get some more
ああ、俺には有り余るほどの金(生地)がある。朝起きたら、さらに稼ぐだけさ。
Might hire your favorite rapper to drive me around LA and open my door
お前らのお気に入りのラッパーを雇って、LA中を運転させてドアを開けさせることもできるぜ。
That's that boss shit, I know your broke ass don't know nothin' 'bout that
それがボスのやり方さ。一文無しのお前には一生理解できねえだろうがな。
If they want static, we gon' spin like we runnin' a laundry mat
もし奴らが揉め事を起こしたいなら、コインランドリーみたいにスピン(回転/車で襲撃)してやるよ。
※static=「静電気」と「揉め事」のダブルミーニング。spin=コインランドリーの洗濯機の「回転」と、敵のシマに車で乗り込んで銃撃する「スピン」を掛けている。
[Chorus: Denzel Curry, Juicy J & Key Nyata]
Ayy, we hate that phony shit (Uh-huh), that think you know me shit (Don't know me)
エイ、俺たちはフェイクなクソが大嫌いなんだよ。「俺のこと知ってるだろ」みたいな馴れ馴れしい態度とかな。
Always doin' favors, then they say you owe me shit (Oh)
いつも頼み事ばっかりしてくるくせに、後になって「お前は俺に借りがある」とか抜かしてきやがる。
I had to cut the shit (Cut it), they on some other shit (They buggin')
そんなクソな関係は断ち切るしかなかった。あいつらは見当違いなことばかりしてるからな。
This strictly for the scythe, we on some members only shit (Take that)
これは「大鎌」のための厳格な掟だ。俺たちは選ばれたメンバーだけでやってるんだよ。
We hate that phony shit (Uh-huh), that think you know me shit (Don't know me)
俺たちはフェイクなクソが大嫌いなんだよ。「俺のこと知ってるだろ」みたいな馴れ馴れしい態度とかな。
Always doin' favors, then they say you owe me shit (Oh, I-I-I)
いつも頼み事ばっかりしてくるくせに、後になって「お前は俺に借りがある」とか抜かしてきやがる。
I had to cut the shit (Cut it), they on some other shit (They buggin')
そんなクソな関係は断ち切るしかなかった。あいつらは見当違いなことばかりしてるからな。
This strictly hypnotized, we on some members only shit (Okay, okay, okay, okay)
これは完全なる「ヒプノタイズ」の掟だ。俺たちは選ばれたメンバーだけでやってるんだよ。
[Verse 2: Key Nyata]
Okay, I gotta start poppin' my shit a lil' more 'til it's not a surprise, ayy
オーケー、これが当たり前になるまで、俺はもっと自分の凄さを見せつけていかなきゃな。
※poppin' my shit=「自信満々に振る舞う」「実力を誇示する」の意。
I bet she'd swallow my dick, but I'd never swallow my pride
あの女は俺のモノを飲み込むだろうが、俺は絶対に自分のプライドを飲み込んだり(捨てたり)しねえよ。
You talkin' like you in the field, but turf don't grow outside
ストリート(現場)にいるような口ぶりだが、お前の芝生(ターフ)は外に生えてねえだろ。
※in the field=「現場(ストリートやギャングの抗争)にいる」。turf=「縄張り」と「人工芝」のダブルミーニング。ネットなどの安全な場所(室内)でイキっているだけで、リアルなストリートの縄張りを持っていないことを揶揄している。
It's all in your dome, imagination got you killin' the vibe
全部お前の頭の中だけの妄想だ。そのせいでバイブスが台無しになってるぜ。
※dome=「頭」「脳」を指すスラング。
Crashin' out, trippin' on shit you could change if you really was smart
キレ散らかして、本当にお前が賢けりゃ自分で変えられるようなことで喚いてる。
Bit on the hand that was feedin' you, now that you starvin' we really gon' see who you are
自分に飯を食わせてくれた手を噛みやがって。今飢えてるお前が、本当はどういう人間か見物だな。
※Bite the hand that feeds you=「恩を仇で返す」というイディオム。
Honestly in my opinion, I thought you would get it eventually, boy, was I wrong
正直なところ、お前もそのうち理解すると思ってたが、俺が間違ってたみたいだ。
Tryna fit in over here is impossible, ultra high is where we settin' the bar, you can't ride in this car, bitch
こっち(俺らの輪)に馴染もうなんて不可能だ。俺らはバー(基準)をウルトラ・ハイに設定してる。お前はこの車には乗れねえよ、ビッチ。
[Chorus: Denzel Curry, Juicy J, Key Nyata & A$AP Ferg]
Ayy, we hate that phony shit (Let's go), that think you know me shit (Don't know me)
エイ、俺たちはフェイクなクソが大嫌いなんだよ。「俺のこと知ってるだろ」みたいな馴れ馴れしい態度とかな。
Always doin' favors, then they say you owe me shit (Oh)
いつも頼み事ばっかりしてくるくせに、後になって「お前は俺に借りがある」とか抜かしてきやがる。
I had to cut the shit (Cut it), they on some other shit (They buggin')
そんなクソな関係は断ち切るしかなかった。あいつらは見当違いなことばかりしてるからな。
This strictly for the scythe, we on some members only shit (Yeah)
これは「大鎌」のための厳格な掟だ。俺たちは選ばれたメンバーだけでやってるんだよ。
We hate that phony shit (Uh-huh), that think you know me shit (Don't know me)
俺たちはフェイクなクソが大嫌いなんだよ。「俺のこと知ってるだろ」みたいな馴れ馴れしい態度とかな。
Always doin' favors, then they say you owe me shit (Oh )
いつも頼み事ばっかりしてくるくせに、後になって「お前は俺に借りがある」とか抜かしてきやがる。
I had to cut the shit (Cut it), they on some other shit (They buggin')
そんなクソな関係は断ち切るしかなかった。あいつらは見当違いなことばかりしてるからな。
This strictly hypnotized, we on some members only shit (Ooh, ooh, yeah)
これは完全なる「ヒプノタイズ」の掟だ。俺たちは選ばれたメンバーだけでやってるんだよ。
[Verse 3: A$AP Ferg]
Big bank right at my crib, BB hold on my grip
俺の家には大金がある。BBをしっかり握りしめてるぜ。
※文脈から、大金を守るために銃のグリップを握りしめている、あるいはBBベルト(高価な装飾品)を締めているといった解釈ができる。
Can't get a membership when they come to The Scythe, niggas ready to flip (Yeah)
「大鎌」の連中に擦り寄ってきてもメンバーシップは得られない。奴らはすぐに裏切る(キレる)からな。
[Spinnin' 'bout to grip][?] for the Cartier buffs, put the drip on my Detroit bitch, yeah
カルティエのバフグラスを手に入れるためにスピンする。デトロイトの女に極上のドリップ(服や宝石)を着せるのさ。
※Cartier buffs=カルティエのバッファローホーン製サングラス。特にデトロイトのヒップホップカルチャーで絶大なステータスシンボルとされる。
Pump fake, nigga, you a bitch, got the all brown denim when I'm talkin' my shit, yeah (Ooh, ooh, yeah)
ポンプフェイク(虚勢)のクソ野郎、お前はビッチだ。俺が強気に出る時は、全身ブラウンのデニムでキメてるぜ。
Fit check, put you in the gallery full of the people that sleep with the fish, yeah
フィット・チェック(服装の確認)だ。魚と一緒に眠ってる奴らだらけのギャラリーにお前もぶち込んでやるよ。
※sleep with the fish(es)=マフィア映画『ゴッドファーザー』等に由来する「海に沈められて死んでいる」ことを意味する有名なフレーズ。
Trap lord beat on this shit like they had a durag when they spinnin' that shit (Yeah, uh)
トラップ・ロードがこのビートを叩きのめす。ドゥーラグを巻いてスピンしてるみたいにな。
※Trap lord=A$AP Fergの代表的なニックネームおよびアルバムタイトル。
And I'm all good with the blick, even though I don't crip, I will hustle like Nip
銃の扱いは完璧だ。俺はクリップス(ギャング)じゃねえが、ニップみたいにハッスルして稼ぐぜ。
※blick=銃を指すスラング。Nip=故Nipsey Hussleのこと。彼はクリップスのメンバーであり、「ハッスル(努力して稼ぐこと)」の象徴として多くのラッパーからリスペクトされている。
Ha, you niggas funny as shit (Yeah), members all in my clique (Hey, yeah)
ハッ、お前らマジで笑えるな。俺のクリック(徒党)には本物のメンバーしかいねえんだよ。
[Verse 4: Denzel Curry]
Denzel, when you gon' pop your shit? (Pop shit)
「デンゼル、お前はいつ本気でイキる(実力を見せつける)んだ?」
They cool, but not like this
あいつらもクールだが、これほどじゃねえだろ。
How you fav' me when you don't make sense? (Make sense)
筋が通ってないのになんで俺に媚びてくる(気に入ろうとする)んだ?
Swear to God, niggas smokin' on dick
神に誓って、あいつらはディックを吸ってる(頭がおかしい・ありえないことをしている)ぜ。
※smokin' on dick=「馬鹿げたことを言っている」「現実離れした妄想に浸っている」ことを表す強烈なスラング。
Pogo, when they wanna jump on ship, that's a no-go
ポゴスティックみたいにな。奴らが船に飛び乗ろう(便乗しよう)としても、それはお断りだ。
※jump on ship=「成功し始めた途端にすり寄ってくる、便乗する」こと。ポゴスティック(ホッピング)のように節操なく飛びついてこようとする様を揶揄している。
Lookin' like hoe trynna strip, where the pole go?
ストリップしようとしてるビッチみたいだぜ、ポールはどこに行ったんだよ?
Niggas know what I been on by the logo
ロゴを見りゃ、俺が何をやってきたか分かるだろ。
Took him off the map, he funkin' up the ozone
あいつを地図から消し去ってやった。オゾン層まで悪臭を放ってたからな。
Tried to run off with my shit, you couldn't get far as a [?], dog (Dog)
俺のモノを持ち逃げしようとしたが、遠くへは逃げられなかったな、ダチ公。
Curry the killer too lit, I bet you get hit with a sawed off (Brrt)
殺し屋カレーはイケすぎてる。お前はソウドオフ・ショットガンで撃たれることになるぜ。
※Curry the killer=Denzel Curryの別名や自称。sawed off=銃身を切り詰めた(ソウドオフ)ショットガンで、近距離での殺傷能力が高い。
If you ain't talkin' 'bout money, then nigga, get off of my call log (Log)
金の話じゃねえなら、俺の着信履歴から消えやがれ。
You hangin' on by a thread, but askin' me when I'm gon' fall off
首の皮一枚でぶら下がってるような奴が、「お前はいつ落ちぶれるんだ?」なんて聞いてきやがる。
※hangin' on by a thread=「(糸一本でぶら下がるように)危機的状況にある、ギリギリの状態で持ち堪えている」という意味のイディオム。fall off(落ちぶれる、人気がなくなる)と見事に対比させている。
[Outro: Denzel Curry]
Woah, woah (Huh?), woah, woah (Us)
ウォウ、ウォウ、ウォウ、ウォウ(俺たちだ)
Woah, woah (What?), woah, woah ('Cause it's just us)
ウォウ、ウォウ、ウォウ、ウォウ(俺たちだけだからな)
Woah (Who?), woah, woah (Us)
ウォウ、ウォウ、ウォウ(俺たちだ)
Woah, woah (Them), woah, woah (They are not us)
ウォウ、ウォウ、ウォウ、ウォウ(奴らは俺たちじゃねえ)
Woah, woah (Huh?), woah, woah (Us)
ウォウ、ウォウ、ウォウ、ウォウ(俺たちだ)
Woah (What?), woah, woah ('Cause it's just us)
ウォウ、ウォウ、ウォウ(俺たちだけだからな)
Woah (Who?), woah (Us)
ウォウ、ウォウ(俺たちだ)
Woah (Them, they are not us)
ウォウ(奴らは俺たちじゃねえ)
(The Scythe, The Scythe, The Scythe, The Scythe)
(大鎌、大鎌、大鎌、大鎌)
(The Scythe, The Scythe, The Scythe)
(大鎌、大鎌、大鎌)
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