Artist: BLACKPINK
EP: DEADLINE
Song Title: Fxxxboy
概要
EP『DEADLINE』に収録された「Fxxxboy」は、不誠実な恋愛ゲームに対する究極の意趣返しを描いたダークでシニカルなR&B・トラップナンバーである。タイトルの「Fxxxboy(ファックボーイ)」とは、女性の感情をもてあそぶ不誠実なプレイボーイを指すスラングだ。本作の最大の魅力は、かつて被害者だった主人公が完全に心を閉ざし、自らが「ファックボーイ」となってかつての恋人を冷酷に翻弄する「ロールリバーサル(役割の逆転)」の構造にある。ヒップホップ的なトラップビートに乗せ、元カレへの未練ではなく「ただの暇つぶし」として相手をいたぶる姿は、従来の失恋ソングの枠組みを破壊している。BLACKPINK特有のガールクラッシュが、よりダークで成熟した「毒」を帯びた、洗練されたグローバル・ポップの怪作である。
和訳
[Verse 1: Rosé]
Everybody needs love
誰もが愛を求めてるわ
Do you, do you really wanna go down that road tonight?
今夜、本当にその道をまた進みたいの?
Do you, do you? We already tried it once or twice (Twice, twice, twice)
本気なの? 私たち、もう1回か2回は試したじゃない(何度もね)
Just to end up hitting the wall, mm
結局、壁にぶつかって終わるだけなのにね
[Pre-Chorus: Jennie, Jisoo]
If my signals mixed and messy
私の態度が思わせぶりで曖昧なら
Bet you think it's destiny
あなたはそれを「運命」だと思い込むんでしょ
Call my ex, send late night texts
元カレに電話して、深夜にメッセージを送ってあげる
'Cause I get off on jealousy
だって、あなたの嫉妬を見るのがたまらないから
※「get off on」は「〜で興奮する、〜を楽しむ」というスラング。相手の感情を逆撫ですることに快感を覚える、サディスティックで冷酷な態度を示している。
Keep your expectations
期待値なんて
Underneath the pavement
アスファルトの下にでも埋めておきなさい
Guess karma's a bitch
カルマ(因果応報)って残酷よね
※「Karma's a bitch」は「自業自得、悪いことをすれば自分に返ってくる」という定番のフレーズ。相手が過去に犯した罪が、今まさに自分への罰として返ってきていることを宣告している。
How's it feel? Now I'm the fuckboy
どんな気分? 今度は私が「ファックボーイ」よ
[Chorus: Lisa, Rosé]
It's the way that it goes
そういう運命なのよ
Call me icy, icy, yeah, you made me ice cold, uh
冷酷だって呼びなさい、ええ、私を氷のように冷たくしたのはあなたよ
I saw it all, front row
あなたのやること、全部最前列で見てきたわ
Should've won a prize for the stories you told
あなたのその見え透いた作り話、何か賞でももらえるレベルだったわよね
Oh, oh, oh, oh
あぁ
Played the game, but I kept the score
あなたのゲームに乗ってあげたけど、点数をつけてたのは私よ
※「keep the score(スコアをつける、恨みを忘れない)」という表現。相手がゲームを支配していると錯覚させておきながら、実際には彼女がすべてを計算し、勝利を収めたという強烈なパンチラインである。
How's it feel? Now I'm the fuckboy
どんな気分? 今度は私が「ファックボーイ」よ
[Verse 2: Lisa, Jennie]
Uh, phone is unavail', unavail'
あら、電話は繋がらないわよ
If you wanna hit me, try my other cell 'cause I ain't pickin' up
連絡したいなら別の携帯にかけてみて、どっちにしろ出ないけどね
Had enough, beep, beep, da-da-da
もううんざりよ、ピーッ、ピーッ(留守電の音)
If you play with my emotions, you already know what's up
私の感情をもてあそぶなら、どうなるか分かってるでしょ
I'm so tired of the fake love
偽りの愛にはもう疲れたの
Can't no tears ruin my makeup
涙なんかで、私の完璧なメイクを崩させはしないわ
※悲しみに暮れてメイクを台無しにする従来の失恋像を拒絶する、ガールクラッシュを象徴するフレーズ。「Can't no〜」という二重否定を用いて強い意志を強調している。
Say, how do you sleep knowing
ねえ、よく平気で眠れるわね
That my love was like heaven 'til you gave me hell?
あなたが私を地獄に突き落とすまで、私の愛は天国みたいだったのに
[Pre-Chorus: Rosé, Lisa]
If my signals mixed and messy
私の態度が思わせぶりで曖昧なら
Bet you think it's destiny
あなたはそれを「運命」だと思い込むんでしょ
Call my ex, send late night texts
元カレに電話して、深夜にメッセージを送ってあげる
'Cause I get off on jealousy
だって、あなたの嫉妬を見るのがたまらないから
Keep your expectations
期待値なんて
Underneath the pavement
アスファルトの下にでも埋めておきなさい
Guess karma's a bitch (Bitch)
カルマ(因果応報)って残酷よね
How's it feel? Now I'm the fuckboy
どんな気分? 今度は私が「ファックボーイ」よ
[Chorus: Rosé, Jisoo]
It's the way that it goes
そういう運命なのよ
Call me icy, icy, yeah, you made me ice cold, uh
冷酷だって呼びなさい、ええ、私を氷のように冷たくしたのはあなたよ
I saw it all, front row
あなたのやること、全部最前列で見てきたわ
Should've won a prize for the stories you told
あなたのその見え透いた作り話、何か賞でももらえるレベルだったわよね
Oh, oh, oh, oh
あぁ
Played the game, but I kept the score
あなたのゲームに乗ってあげたけど、点数をつけてたのは私よ
How's it feel? Now I'm the fuckboy
どんな気分? 今度は私が「ファックボーイ」よ
[Bridge: Rosé, Jisoo]
Ooh, oh
Ooh, oh
If I told you it's not that serious
「そんなに深刻に捉えないで」って私が言ったら?
Heartbreak builds experience
失恋は経験値を上げてくれるものよ
It's evident that
明らかじゃない
You burned the bridge, I'm on fire
あなたが橋を燃やして、私は炎を纏ったの
※「burn the bridge」は「後戻りできないように関係を断つ」という慣用句。相手が関係を破壊した火種を利用し、自らが無敵の炎(on fire)となって覚醒したという見事なメタファーである。
You set the tone, now I'm louder
あなたがルールを決めたけど、今や私の方が圧倒してるわ
I don't like you, I'm just bored
別にあなたが好きなんじゃない、ただの暇つぶしよ
※かつての恋人に対する最大の侮辱。「憎しみ」すら通り越し、完全に「無関心(bored)」であることを示すこの一言こそが、彼女が究極のファックボーイと化した証拠である。
How's it feel? Now I'm the fuckboy
どんな気分? 今度は私が「ファックボーイ」よ
[Chorus: Jennie]
It's the way that it goes
そういう運命なのよ
Call me icy, icy, yeah, you made me ice cold, uh (Call me icy)
冷酷だって呼びなさい、ええ、私を氷のように冷たくしたのはあなたよ(冷たいって呼んで)
I saw it all, front row
あなたのやること、全部最前列で見てきたわ
Should've won a prize for the stories you told
あなたのその見え透いた作り話、何か賞でももらえるレベルだったわよね
Oh, oh, oh, oh
あぁ
Played your game, but I kept the score (I did, I did, I did, I did)
あなたのゲームに乗ってあげたけど、点数をつけてたのは私よ(そう、私がね)
How's it feel? Now I'm the fuckboy
どんな気分? 今度は私が「ファックボーイ」よ
