Artist: A$AP Rocky
Album: Don’t Be Dumb
Song Title: SWAT TEAM
概要
「SWAT TEAM」は、A$AP Rockyが持つストリートのハードな生い立ちと、現在のハイエンドなセレブライフを見事に融合させたバンガーだ。タイトルの「SWATTEAM(特殊火器戦術部隊)」は、文字通り警察の家宅捜索(ガサ入れ)というゲットーのリアルを描写するだけでなく、愛する女性の「心の壁をぶち破る」というロマンチックなメタファーとしても機能している。法廷闘争におけるRihannaへの絶大な信頼や、NickCannonの生殖能力を皮肉るジョーク、そしてCam′ronやPellePelleといったニューヨーク・ハーレムの伝統的なストリート・ファッションへのシャウトアウトなど、A$AP Rockyの多面的な魅力とカリスマ性がフルに発揮された一曲である。
和訳
[Intro]
Beatin' in your door, you would've thought we was a SWAT team
お前の家のドアを叩き割る、まるでSWATチームかと思うくらいにな。
Beatin' in your door, you would've thought we was a SWAT team
お前の家のドアを叩き割る、まるでSWATチームかと思うくらいにな。
[Verse 1]
Look, you fine as hell to me
なあ、君は俺にとって最高にイイ女だ。
If fallin' in love with you's a crime, I'll take that felony
君と恋に落ちるのが犯罪なら、その重罪(フェロニー)を喜んで被るぜ。
Shit, I'd do it centuries, shit, I'll be home eventually (Shit)
クソ、何世紀でも食らってやるよ、まあ結局は家に帰るんだけどな。
You was there when the judge said, "Not guilty," it ain't no jail for me
裁判官が「無罪」って言った時、君はそこにいた。俺がムショに行くことはねえよ。
※Rockyが直面している銃撃事件の法廷闘争において、パートナーであるRihannaが心の支えになっていることを示唆している。
Took me home and took off all that YSL for me
俺を家に連れて帰り、俺のためにそのYSL(サンローラン)を全部脱いでくれた。
No new Bottega, would you rock Chanel for me?
新作のボッテガじゃなくて、俺のためにシャネルを着てくれないか?
You look so good, no makeup, did you paint your nails for me?
スッピンでも最高に綺麗だ、俺のためにネイルを塗ってくれたのか?
Might need a lobster break, I need you out your shell for me
ロブスターの休憩が必要かもな、俺のために君の殻(シェル)を破ってほしいんだ。
※lobster breakとshell(殻)を掛けた言葉遊び。恋人に対して心を開いてほしいというアプローチ。
So be yourself for mе, what's on your mind? Tell it to me
だから俺の前では素のままでいてくれ、何を考えてる?俺に教えてよ。
Way out of your leaguе, so, and follow my lead, yeah
他の奴らじゃ君には釣り合わない、だから俺のリードに従いな。
I'm dottin' my I's, uh, I'm crossin' my T's
iの点を打ち、tの横線を引く(細部まで完璧にこなすぜ)。
※dot the i's and cross the t's=「細部まで気を配る、完璧に仕上げる」という英語の慣用句。
I'm out of my mind, my heart on my sleeve (Sleeve)
俺は正気を失ってる、自分の心は包み隠さず袖に見せてる(オープンにしてる)ぜ。
※wear one's heart on one's sleeve=感情を隠さない、素直になるという意味。
Swat like a fly, SWAT like the team (Open up)
ハエみたいに叩き落とす(スワット)、SWATチームみたいにな(ドアを開けろ)。
Steppin' and I'm steppin', now I'm steppin' on shit until I smash it
踏み込んで、踏み込んで、ブッ潰すまでクソな事態を踏みつけ続ける。
Tried to tell them dummies, "Don't be dumb," they went out crashin' (Went out crashin')
あのアホどもに「バカな真似はやめろ(Don't be dumb)」って教えてやったのに、あいつらは自滅(クラッシュ)しやがった。
Man, I'm high as fuck, they can see my eyes, my Ray-Ban glasses (Black)
なあ、俺は最高にハイだ。俺の目が見えるだろ、黒のレイバンのサングラス越しにな。
It's black as shit, I'm 'bout to drop a motherfuckin' classic (Classic)
クソ真っ黒だ、俺はこれから歴史に残るクラシックをドロップするところだぜ。
With this shit
この曲(クソ)でな。
[Chorus]
You ain't even 'bout that motherfuckin' action
お前はそのクソみたいなアクション(有言実行)には程遠い。
With the shit
この世界でな。
You ain't hear about the motherfuckin' action?
あのクソヤバいアクションについて聞いてねえのか?
With the shit
この世界でな。
You know it's on the time 'bout the motherfuckin' action
そろそろ行動(アクション)を起こす時間だって分かってるだろ。
With the shit
この世界でな。
Like five pair of jeans, the motherfuckin' fashion (Hmm)
5本のジーンズを重ね着するみたいに、これがクソヤバいファッションだ。
With the shit
このスタイルでな。
[Verse 2]
I aim at you rookies for talkin' in practice (Practice)
練習中に口答えするルーキー(新人)どもに狙いを定める。
I gotta lock it and clap it, I'm Amazon, drop off a package (Package)
ロックしてブッ放す。俺はAmazonだ、荷物(死体)を置いていくぜ。
※clap=銃を撃つ音。Amazonの配達(drop off a package)と、敵を撃ち殺して死体を放置することを掛けた秀逸なパンチライン。
Who did it the longest and got it the fastest?
誰が一番長くこのトップに君臨して、誰が一番早く大金を手にした?
Look at the charts and the status
チャートとステータスを見てみろよ。
Not for the cash or the braggin', for the love of the craft and the passion
金や自慢のためじゃない、クラフト(芸術)への愛と情熱のためだ。
Now let's get right back to that swaggin' (Swaggin')
さあ、そのスワッグ(カッコつけ)に戻ろうぜ。
Had to go grab me a Patek (Patek)
パテック(の時計)を引っ張り出してこなくちゃな。
Had to go empty the archive
アーカイブ(過去のコレクション)を空っぽにしなきゃな。
Had to go back in the attic (Yeah)
屋根裏部屋に戻って探さないと。
See, I ain't even stunt in a long time (Long)
ほら、俺は長いことフレックス(見せびらかし)してなかったからな。
It's takin' 'em back to Manhattan (Yeah)
奴らをマンハッタンに連れ戻してやる。
116th and Morningside
116丁目とモーニングサイド。
※コロンビア大学周辺のエリアであり、A$AP Rockyの地元であるニューヨーク・ハーレムの具体的なストリート名。
The Boogie Down Bronx was my attic
ブギ・ダウン・ブロンクスが俺の屋根裏部屋だったのさ。
[Bridge]
Kickin' in your door, you would've thought we was a SWAT team
お前の家のドアを蹴り破る、まるでSWATチームかと思うくらいにな。
Niggas bit the flow, they fuck around and bought a copy
奴らは俺のフロウをパクりやがった、ふざけてコピー品を買いやがって。
Girl, you know you wrong, knock down your walls and leave you knock-kneed
なあ、君は間違ってるぜ。君の壁をぶっ壊して、膝がガクガクになるまで愛してやるよ。
Flush it down the toilet, that shit on, I hear 'em knocking
トイレにブツを流し込め、ガサ入れだ、奴らがドアを叩く音が聞こえる。
※警察の家宅捜索(SWATチームの突入)を察知して、証拠品であるドラッグをトイレに流して証拠隠滅を図るストリートのリアルな情景描写。
[Refrain]
Beatin' in your door, you would've thought we was a SWAT team (Yo)
お前の家のドアを叩き割る、まるでSWATチームかと思うくらいにな。
Beatin' in your door, you would've thought we was a SWAT team (All day, yo)
お前の家のドアを叩き割る、まるでSWATチームかと思うくらいにな。
Beatin' in your door, you would've thought we was a SWAT team (Woo-woo)
お前の家のドアを叩き割る、まるでSWATチームかと思うくらいにな。
Beatin' in your door, you would've thought we was a SWAT team (Yo)
お前の家のドアを叩き割る、まるでSWATチームかと思うくらいにな。
[Verse 3]
Chase 'em out the projects (Chase that nigga)
団地(プロジェクト)からあいつらを追い出せ。(あいつを追え)
We might tap his wallet (Run your shit)
あいつの財布をいただくかもな。(金を出せ)
We might run his pockets (Yo, all day)
あいつのポケットを漁ってやるぜ。(ああ、一日中な)
※run one's pockets=身ぐるみ剥がす、強盗するというストリートスラング。
Yeah, we AAPmobbin
′
(Allday)ああ、俺らAAPが群れてるぜ。
Always strive and prosper
常に努力し繁栄する。
※A$APのバクロニム(Always Strive And Prosper)。
Yeah, we rich-ass robbers (Yo)
ああ、俺らは超金持ちの強盗だ。
Leather like a Pelle Pelle (Pelle), straight from Marc Buchanan
ペレペレみたいなレザー、マーク・ブキャナンから直接仕入れたぜ。
※Pelle Pelle=90年代のヒップホップシーンで大流行したレザーブランド。Marc Buchananはその創設者・デザイナーである。
Yeah, I got a whole lot of children, but I'm not Nick Cannon
ああ、俺にはたくさん子供(チルドレン)がいるが、ニック・キャノンじゃねえぞ。
※Nick Cannon=多数の女性との間に12人以上の子供をもうけていることで有名なアメリカのタレント。ここでは「多数のフォロワー(自分のスタイルを真似る子供たち)」と実の子供たちを掛けている。
I was overseas, out in Japan, money pink like salmon
俺は海を越えて日本にいたんだ、サーモンみたいなピンク色の金(万札)を持ってな。
※日本の紙幣の色合いや、サーモンピンクを「富」の象徴として掛けている。Rockyの親日家ぶりが窺えるライン。
Pink bandana, pink Range Rover, shit, I look like Cam'ron
ピンクのバンダナにピンクのレンジローバー、クソ、まるでキャムロンみたいだろ。
※Cam'ron=2000年代初頭にピンク色をヒップホップファッションに取り入れた、ハーレムの伝説的ラッパー(Dipset)へのシャウトアウト。
Pink sapphire, this might get me canceled, pink, like I beat cancer (Shit)
ピンクのサファイア、これでキャンセルされるかもな。乳がんを克服したみたいなピンク色だぜ。
※ピンクリボン(乳がん啓発運動)の色合いと、高価な宝石のピンクを掛けている。
I just left Barbados with my fam, watchin' RiRi tannin' (Shit)
家族と一緒にバルバドスを離れたところだ、日焼けしてるRiRi(リアーナ)を眺めながらな。
※Barbados=Rihannaの母国。世界的なポップスターである妻を「RiRi」と呼び、家族でバカンスを楽しむ究極のセレブライフのフレックス。
[Chorus]
You ain't even 'bout that motherfuckin' action
お前はそのクソみたいなアクション(有言実行)には程遠い。
With the shit
この世界でな。
You ain't hear about the motherfuckin' action?
あのクソヤバいアクションについて聞いてねえのか?
With the shit
この世界でな。
You know it's on the time 'bout the motherfuckin' action
そろそろ行動を起こす時間だって分かってるだろ。
With the shit
この世界でな。
Like five pair of jeans, the motherfuckin' fashion
5本のジーンズを重ね着するみたいに、これがクソヤバいファッションだ。
With the shit
このスタイルでな。
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